適職について(器用か、不器用か?)

「仕事に対して思い入れがある」
専門職を目指す人などは、その傾向が強いね。

例えば鍼灸院にお世話になった。
おかげでスポーツを続けることができた。
だから鍼灸の仕事に携わりたい。

こういう人は実際に少なくないだろう。

でも、自分はその仕事に向いているのか?
いくら鍼灸という分野に興味があっても"不器用な人"は活躍の見込みがない。
針を扱うわけだし、細かくて繊細なものだよ。

また、美容師や理容師もそう。
大工や左官、溶接工などの仕事も同じことが言えるだろう。

器用か、不器用か?
これを知るだけでだいぶ選択肢が絞れてくるね。

(仕事に対する情熱や思い入れは大切。
でも、自分の資質がそれを活かせるかどうか、きちんと判断しておきたい。)